【ワーホリ・語学留学】渡航前の準備が大事!必要な物と準備期間

コロナの影響で多くの留学生やワーホリを検討している人が足止めを食らってしまっていると思います。

とはいえ、当然この後の渡航を考えているのであれば、準備をしておかないといけません。

今回はワーホリなどで短期~長期で海外留学をする人がどのような準備を日本でするべきかについてまとめていきます。

海外滞在は旅行とは全然違います。不安な方も当然多いことでしょう。ワーホリで三か国に長期滞在経験のある僕が説明していきます。

【こんな方にオススメの記事】
◎これから海外留学を考えている。
◎勤めながらの準備なので時間がないので効率的に準備したい。
◎必要な書類などにかかる費用・時間が知りたい。

準備する物について

これから紹介する”日本で準備する物”ですが、段階によって分かれます。というかそういう風にした方が分かりやすいと思うのでそうしました。

もちろん準備なので、早く準備をするに越したことはないのですが、早すぎても意味のないものもあります。

それらを踏まえて、段階別に忘れないように準備をしていきましょう。

留学先決定前

パスポート

なかにはこれが海外渡航初!という方がいるかもしれません、ないしはパスポートの残存期間が無くなるから更新するという方もいるでしょう。

最低でもビザの切れる日+半年くらいの残存期間があるのが理想です。

パスポートの発行には最低でも一週間は必要ということを覚えておきましょう。また、都道府県によっては発行できる機関へのアクセスが悪いこともあるので注意。

当然ですがビザの申請・発行にはパスポート記載の旅券番号等が必要なので、パスポートがないと次のステップに行くことができません。

留学を決意した瞬間に取りに行く!くらいの気概でいいと思います。ちなみに5年パスポートと10年パスポートがありますが、20歳以上の方なら迷わず10年パスポートにしましょう

理由は下の表を見てもらえれば分かると思います。5年後~10年以内に何かしらで海外に行く用事があった際に、時間とお金を無駄にします。

種別 料金
5年パスポート 11,000円
10年パスポート 16,000円

ビザの取得

さてパスポートがあれば、次はビザの取得です。とはいえ当然行く国が決まっていないとビザの発給へのステップには行けません。

ということでまずは行く国を決めましょう。

留学先の決定はめちゃくちゃ大事です。別の記事でも何度も言っていますが、最初の国に行った衝撃と感動は2か国目では超えられないと個人的に思っているからです。

ビザの手配も

  1. 個人手配
  2. エージェント手配

の2パターンに分かれます。初めてで不安なのであればエージェント手配の手配で何の問題もありません。多少余分に費用は掛かりますが、安心をお金で買うイメージだと思ってください。

「留学先での出費もあるし費用は抑えたい。」

当然そういう人もいるでしょう。そういった方にオススメなのが無料エージェントの利用。費用は全く掛からずに様々な手配をしてくれます。また、相談ができるのもうれしい点。

無料エージェントに相談だけして、個人で手配するという手段でも全く問題なしでしょう。使い方は人それぞれです。

留学先決定後

滞在先

個人で手配するケースの場合は、自分で住む場所を決める必要があります。海外留学での居住のスタイルとして

  1. ホームステイ
  2. シェアハウス(相部屋)
  3. シェアハウス(個室)
  4. 勤務先の寮
  5. スタジオ(完全個室)

が主流です。留学の目的(学業専念・海外労働・友達作り)にもよりますが、おそらくほぼ80%くらいの割合を占めるのが1,2でしょう。

一般的には住む部屋を決める際には

下見(Room Inspection)

前金の支払い(Deposit)

入居

というのが一般的ですが、現地にいなければ当然下見もできません。

その辺りのことも含めて別記事に部屋決めのコツをまとめています。よければ参考にしてください。

オススメ記事【ワーホリ留学生の心得】部屋の探し方フロー【オススメ方法】

航空券

これもエージェント利用でオプションで手配可能な場合もありますが、ほとんどの場合は個人で手配することになるでしょう。

まず国際線を予約する上で知っておいてほしいのが、

直行便の方が高いが楽
ということ。 カナダに行く場合でも台湾経由の『EVA air』などを使うと、半額くらいの価格で行けることも可能です。ただ当然総移動時間も倍くらいになります。
このあたりはかなり個人の金銭と時間の感覚や、飛行機嫌いなどもあると思うので一概には言えません。そういった前提条件だけ理解しておいてください。

保険

さて留学・海外旅行で切っても切り離せないのが海外保険。滞在中に、何か病気やケガした際に莫大な治療費を払わずに済ますためには必要です。

これは国によっては現地の保険に加入した方が安いケースなどがあり、一概には言えません。(オーストラリア・ニュージーランドはこれに該当)

現地での保険加入が安いケースに言えるのは”最初の3か月間はクレジットカードの付帯保険に加入することが安く済ますコツ”だということ。

これも「クレジットカード会社」、「クレジットカードのランク」により内容が変わってきます。

日本での加入の方が安いorビザの取得に保険の加入が必須の「カナダ・アイルランド」において、おすすめなのが『t@biho』。

自分で好みに保険内容を組み立てられるカスタムプランを駆使すればかなり安く保険を組むことが可能。

何があるかわからないから、一応加入しておきたい。でも費用は抑えたい。

ひ-ろ-

そんなあなたにオススメ!

t@biho公式:https://tabiho.jp/tb/

必需品の購入

国によっては電源プラグの変換機が必要になりますし、そうなると日本で買えるタコ足配線が大活躍します。(現地で買えるタコ足配線は全部現地のプラグの形の為)

当然現地で購入できるものも多いですが、現地では手に入らない物・持っていくと役立つものも多く存在します。結構個人差が出る部分ではありますが、別の記事にまとめているのでよければ参考にしてください。

オススメ記事・ワーホリ生必見!持って行って損はない物・いらない物

出発直前

さて”出発直前にする必要があること”です。役所関係については、土日は当然やっていないため、出発日が土日もしくは月曜の早朝になる場合は充分に注意しましょう。

住民票(転出届)

さて住所を海外に移す『転出届』です。これは留学期間の長さが短めの場合や、『国民年金』『国民健康保険』への支払いなどを気にしない場合などはやる必要はありません。

しかし当然これをやることで余計な出費を抑えられることは確実です。

国民年金

ほとんどの方が仕事を辞めて留学に行くことになるため、国民年金を支払わないといけなくなります。そして転出届を出す(居住地を海外にする)ことにより、その支払いの義務を失くすことができます

大体【16,000-17,000円/月】ですからね、これを失くすだけでもかなりの出費を抑えられます。しかしこれをやると当然将来の年金の受給額が減ります

まぁでも僕は気にしてません、いつからもらえるのか、そしていくらもらえるのか、めちゃくちゃ不透明な仕組みですからね。

ちなみにこれを気にする方は、転出届を出していても支払うことは可能です。詳しくは役所の保険年金課が案内してくれると思います。

国民健康保険

これですね、日本にいないので支払う意味はありません。これを転出届を出すことにより支払いの義務を失くすことが可能です。

これは住んでいる自治体にもよりますが、大体7,000~8,000円くらいは月に支払う必要があります。

国民年金は人によっては将来の為に支払っておきたいという人がいるかもしれませんが、国民健康保険は完全に無駄です(日本で病院にかかることが無いため)。

また、少し早め(例えば出発5日前)に転出する場合でも、代わりの紙だったり、出発当日にポスト投函の郵送で返却する場合などで、キチンと出発日まで保険の対象内になるのでご安心を。

不安であればこちらも役所の保険年金課へ。あの人たちの知識量ハンパじゃないので

健康保険の任意継続?

ちなみに場合によっては勤務先を辞める際に【健康保険任意継続をする・しない】  の選択ができることがあると思います。

あれは「任意継続をしない」方が楽です。というのも保険証を返さないといけなかったりと、色々なしがらみを日本に残してしまう為です。

そんな心のしこり残すのは本当に無駄ですからね。

携帯電話回線

これも直前にやる必要のあることとしてマークしておきましょう。昨今では格安SIMが復旧もあって、キャリアロックのかかったスマートフォンを使っている人はほとんどいないと思います。

SIMフリーのスマホがあれば、留学先の国のSIMカードを購入すれば現在使用しているケータイを使用することができます。新しく端末を買う必要はありません。

最近はケータイ会社によっては電話での連絡のみで解約できるところも出てきました。忘れると代理人での解約、場合によっては解約できずに毎月無駄に料金がかかり続けることにもなります。絶対忘れないようにしましょう。

MNP(同じ電話番号を他社でも使えるサービス)は15日以内の機種変が該当事項なので無視しましょう。

国によってケータイ会社の価格設定・データ通信量は様々です。国別でまとめた記事を書いてるのでよければ参考にしてください。

オススメ記事オーストラリアのおすすめ格安ケータイ会社

オススメ記事カナダのおすすめケータイ会社2社紹介!

楽天モバイルってどうなの?

また最近では楽天モバイルにおいて海外での利用が【2GB/月】でも使えるサービスをやっています、料金は月額2,980円

一見魅力的ですが、国によっては【2GB/月】を2,980円以下で契約することは可能ですし、何より通話できないのが絶望的なポイントです。

仕事の連絡や履歴書記載の連絡先として現地での電話番号は必須です。なので現状のサービス内容では留学で使うには役不足といえるでしょう。

楽天モバイル公式:https://network.mobile.rakuten.co.jp/fee/un-limit/?source=ecomm#country

その他チェック事項

ワーホリは大体一年前後の滞在が一般的です。しかしオーストラリアでセカンドビザ・サードビザ、その上更にそこからニュージーランドへの渡航を考えている場合、3年前後のかなりの長期間滞在も可能です。

可能な限り途中帰国はしない、せっかくだから居れる限りいる。

ひ-ろ-

そういった意思を持った留学生も少なくないと思います。

せっかくそういった意思を持っているのにしょうもない外的要因で帰国しなくちゃいけないのはもったいないですよね。

予測できない事態が起きたら仕方ないです。しかし準備できたのにそれを怠って帰国しないといけなくなるのは悔やむことしかできません。

そういったことにならないように、出国前に確認しておきましょう。

日本の運転免許の更新年

結構厄介なのがコレです。

大体更新は3年毎か5年毎だと思います。免許証に関しては、仮に海外滞在期間中に有効期限が切れて(失効して)しまっても、帰国後に手続することが可能です。

参考までに神奈川県でのケースを↓に

  1. やむを得ない理由で有効期間を経過して6か月以内の方。
  2. 今回及び前回においてやむを得ない理由で有効期間を経過して6か月以内の方。
  3. やむを得ない理由がなく、有効期間を経過して6か月以内の方。
  4. 有効期間を経過して6か月を超え3年以内で、かつ、やむを得ない事情が終わった日から1か月以内の方。

出典:神奈川県警察

簡単に言うと有効期限が切れて6ヶ月以内だったらOKです

現地で外免変更(日本の免許→現地の国の免許に変える)場合には当然自分の持っている日本の免許証の有効期間内でないと受け付けてくれません

また、国際免許で海外で運転する際も有効期限内の日本の免許の携帯は必須です。携帯しないとそれは無免許運転扱いになります。

そのため海外にいるとはいえ、日本の免許証の有効期間というのは意外と重要になったりします。海外での運転の可能性がゼロの場合は関係ありませんけどね。

かなり詳しく別記事でまとめています。気になる方はこちらを参考にしてください。

オススメ記事・ワーホリ出発前にやっておきたい!運転免許更新について

クレジットカードの有効期限

また、クレジットカードの有効期限も事前に確認しておきましょう。

基本的には海外で現金を使う機会は少ないです。とくに留学先となるとキャッシュレス化は日本よりはるかに進んでおり、かなりのカード社会といえます。

留学国(少なくともカナダ・オーストラリア・ニュージーランド・アイルランド)では銀行のカードにデビットカードとしての機能が付いてます。当然それを使ってのオンラインでの航空券の購入や、ホテル予約も可能です。

なので逆に言うと仕事と収入があれば現地のカードですべての決済が可能になります。そうなってしまえば日本のカードを使うことはそこまでありません。

なので、留学中に日本のクレジットカードが切れてしまっても問題は深刻には発生しないかもしれません。

しかし、「帰国時にどこか途中の国に寄って遊んでから帰国する。」というようなケースに困ることもあります。

留学先の国のデビットカードでええやん。

ひ-ろ-

と思うかもしれません。しかし僕は別の記事でも書いていますが、国によっては日本に帰国する際に銀行の口座を閉めないといけないこともあります。(例:カナダ)

帰国する便の手配は口座を閉じる前に行えば問題ありません。しかし、その帰国の途中で寄り道する国で使えるカードが無くなります。

全てを現金でやりくりするのは面倒です(主に換金)。その点を考えるとキチンと有効期限のあるクレジットカードを持つことは大事と言えます。

まとめ

ということで三段階の状況でまとめていきました。これ以外にもあるでしょうが、とりあえず僕が渡航前に気にしている事柄たちです。

途中途中でも書いていますが、

あぁ…これ日本でやっておけば…

ひ-ろ-

という後悔や思考は留学する上で超絶邪魔です。そういった心のしこり、つっかかりなく心から留学に臨めるよう、日本にいる段階からしっかりと準備をしていきましょう!

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