英語学習者の皆さんが必ず遭遇する状況の一つに”『F word』との向き合い方”があると思います。
若者だけでなく、多くの人が連発して使うFワード。
「映画の世界の表現だ…。」
「使いこなしたらカッコいいだろうなぁ…。」
と感じる英語学習者は多いでしょう。しかし、使い方と場面を間違えるとめちゃくちゃ失礼になるのは言うまでもありません。
語学学校では絶対に教えてくれない言葉、それらとの付き合い方について本記事に説明していきます。
◎かっこよくFワードを使いたい
◎Fワードの正しい使い方が知りたい
【スラング】汚い英語表現『Fワード』について
これから紹介するFワードをはじめとする汚い言葉達ですが、これらは『A curse word』や『A swear word』と呼ばれています。
小さい子供の前などで、汚い言葉を使わないようにするのは日本でも同じですね。そういった間違った場面で汚い表現を使ってしまったときに
「Stop cursing man, I’m sick of it!」
(汚い言葉使うのやめてや、聞き飽きたねん)
「Don’t swear so much, it sounds so rude.」
(その言葉遣いやめて、かなり失礼だよ。)
という風に止められることがあります。
聞こえの雰囲気がカッコいいからといって、どこでも連発しているとトラブルに巻き込まれることになりまかねません。
よくわかっていない内は、自分から率先して使うことを避けて、まわりの英語話者の使い方を聞きましょう。
その上で最初は友人間での利用から慣らしていくのがいいでしょう。
ちなみに僕も最初のカナダで
「It’s fucking cold!」
「This’s fucking good!」
とか使いまくっていたら、ゴリゴリ陽キャのラテン系DJの友達に
「ちょっと言いすぎかなぁ…。」
と言われた苦い経験があります。
「お前もめっちゃどこでも言うやん…。」
と思いましたが、その言語自身の雰囲気を掴まないといけません。
無闇やたらと連発するのは避けましょう。
Fuck:通称Fワード
Fucking –
意味:めちゃくちゃ~、クソ~
すごく多用されている表現ですね。一応日本語的には”クソ○○”みたいな意味付けですが、ニュアンス的にはもっと汚いと思ってください。
【例1】
「Yea I watched that too, it was fucking cool!」
(アレ俺も観た、めっちゃ良かったよな!)
【例2】
「OMG! It’s fucking freezing!」
(まじかよ!クソさみぃじゃん!)
ちなみにこの”Fucking”の抑え目な表現に”Fricking”や”Frigging”などがあります。まぁその上でも汚い言葉には変わりはないので、使う機会はそこまでは無いと思います。
とはいえ音楽の歌詞や、テキスト(メールやSNS)などで使われていたりもするので覚えておいて損はありません。
Fuck you
意味:くそ野郎が
おそらく一番有名なFワードのフレーズでしょう。
かなり人を卑下にする言葉なので使う際には注意。若者同士だとジョークで言い合ったりしますが、基本的には使わない方がトラブルに巻き込まれることもなく無難です。
僕は最初、カナダ人の友達にめちゃくちゃ言われてビビったことがあります。
「めっちゃ『Fuck you.』言うやん…。」
という感じですが、とはいえ乱用は厳禁です。
Fuck me
意味:最悪だ、ちくしょう
こちらは自分に使う表現です。
- なにか自分の事に関して自分のせいでやらかした
- ベロベロに酔っぱらっている
- 自暴自棄的になっている
そういったケースに使われる印象があります。
【例】
「Damn, I’m super wasted,,, Fuck me!」
(あー、呑みすぎた、、くそが!)
僕のルームメイトのカナダ人は、酔っぱらってコケて足をひどく捻挫した際に「Fuck me, oh fuck me!」と連呼してました。
Fuck off
意味:どっかいけ、クソが
人に対して、どっかに消えてほしい時に使う表現です。
なかなかに失礼なので使用は注意。自分自身に対して何かミスしたときに言ったりもします。
【例】
「Can’t believe you’ve done that! Fuck off!」
(マジ信じらんねぇ。。早く消えろ!)
こんな感じに使ったり?
Fuck up
意味:めちゃくちゃだ、ひどいもんだ
なにか事柄がうまくいかず、めちゃくちゃだった時に使います。
【例】
「My job interview was fucked up.」
(面接めちゃくちゃやったわ。。。)
控えめな表現としては“Screwed up”という言葉があります。
こちらの方がかなり聞こえ方がマイルドなので、Fワードをまだ使わないでおこうと思っている人は使ってみてください。
Motherfucker/Fuck face
意味:嫌いな人、嫌な奴
映画などでもよく聞く表現ですね。
意味がとにかくめちゃくちゃ失礼なので、友達同士でも使わない方が無難。
カナダではバチバチに路上で喧嘩している人たちが連呼してました。目が血走ってて怖かったですね、それくらいマジの時に使われる言葉です。
What the fuck
意味:なんなんだ?、どういうことだ?
何かすごい物やとんでもないものを見た時や、そういう機会に遭遇したときに使われる言葉です。
【例】
「Hey man watch this video, he’s so insane.」
(この動画観てみ、こいつマジ頭おかしいから。)
→「WTF! He’s fuckin’ crazy!」
(なんだこれ、こいつマジやべーよ!)
”WTF”、と略して使われたりもします。テキストなんかではこちらの表現が多いイメージですね。
ちなみに抑えた表現として「What the hell.」、さらに丁寧めにいうのであれば「What the heck.」という言い方もあります。
その他の汚い言葉
Shit
意味:クソったれ、クソ
よく使われているのを聞いたことがあると思います。きれいな表現ではないので、あまり使うと下品に思われてしまうので注意。
I take a shit:クソをする
というようにそのままの意味の「糞」という風に使ったりもします。
柔らかい表現として「Shoot!」という表現があります。
仕事している最中に「まじかよくそ!」と思うことがあったら「Shoot!!」と言っておきましょう。
Bullshit
意味:たわごと、ウソ
意味はそのままで取ると「牛の糞」ですが、なにか真実ではないことを言われた際に使われるフレーズです。
結構攻撃的な言葉なので、注意して使ってください。あまり日常的には使いません、感情が昂った際などに使われたりします。
【例】
「That’s bullshit! You’re just trying to rip me off!」
(うそつけや!ぼったくろうとしてるだけじゃねえか!)
Asshole
意味:嫌な奴、くそ野郎
Ass(ケツ)のHole(穴)なので直訳するとそのまま”ケツの穴”という意味ですが、人を指す時に使われる表現です。
嫌いな人を指す時などに使われます。また友達に冗談で使ったりもしますが、ニュアンスを理解していないうちは使わない方が吉です。
【例】
「He’s an asshole, I wish I’ll never see him again.」
(あいつはクソだ、二度と会いたくないね。)
まとめ
自分で使う(アウトプット)により語学習得は効率的に身に付くものですが、汚い英語表現との付き合いは要注意です。
言いまくっていると、当然癖になります。第一言語よりも語彙力が不足している為、その切り替えは当然難しいです。
僕自身も、会話の流れで危なく職場のマネージャーに
「Are you fucking kidding me?」
と言いそうになったことがあります。
ギリギリ「Are you f– kidding me?」くらいで止めることができました。その時はかなりヒヤッとしました。(笑)クセって本当に怖いです。
この時期はめちゃくちゃFワードにハマっていたので、口に馴染んでしまっていました。
仮に言っていたとしても、向こうもコチラが英語学習者と言うのは知っているのでそこまで怒りはしなかったでしょうが、向こうの気分を害すことは間違いありません。
始めにも書きましたが、キチンと使える状況・場面が分かるようになってから使うようにしてください。
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