飛行機に乗り慣れていない人、どういう風に予約する方が安いのかわからない人は受託荷物と持込荷物についてもよくわかっていないと思います。
こちらの記事を参考にしてみてください。もちろん航空会社によって細かな違いがありますが、予約する上で絶対に覚えておくべき共通事項を載せていきます。
今回は国際線ベースで書いていきます。
◎飛行機の予約で荷物の追加について詳しくない
◎預入荷物などの追加を最安価格で済ましたい
追加するタイミング
最初から本題です、”知っておきたい追加するタイミングについて”。
これを知らないばっかりに僕は20,000円以上はこれまでに損してしましました。結論から言うと
です。
逆に言うと、これだけ守れば最低限損することはありません。
下の図を参考にしてください。例は2社だけですが、全ての航空会社に該当します。
航空会社 | 予約時 | 予約後出発前 | 出発時カウンター |
エアニュージーランド(23kg) | 8,000円 | – | 13,000円 |
ジェットスター(15㎏) | 950~1,950円 | 約2,000円~3,000円 | 3,500円 |
もちろんエアニュージーランドはフルキャリアサービスなので1つの預入荷物は無料です。なので、荷物を追加した場合の料金で比較しています。
どうでしょう?こんなにも料金が変わるんです。同じ重さなのに、追加時期によって全然違うのがわかると思います。
スキーやスノーボードなどのスポーツ荷物でも同じです。航空会社によって扱いは違いますが、予約時に追加しておくに越したことはありません。
ジェットスターの場合、現地で荷物の重量がオーバーしてた場合1,500円/kgかかります。(日本発の場合)
ジェットスターは予約の際に5キロ単位で重量を指定でき、かつその時だと【200~400円/5㎏】で追加可能です。5キロを空港現地で追加するとなると
1,500円×5kg=7,500円
最早予約時の金額と比べると10倍以上の差です。つまり余裕をもって予約をした方が絶対得というです。
2種類の荷物
航空券予約の際に出てくるのが”荷物”という用語です。受託荷物と預入荷物の二点に分かれるのでそれぞれ解説をしていきます。
受託荷物
英語で『Checked luggage』『Checked-in luggage』とか言われます。luggageがbaggageだったりもしますが意味は同じです。また預入荷物ともいわれます。
フルキャリアサービス(JALやANA)だと基本的には無料で含まれています。航空会社によっては二個まで無料だったり様々です。
重さ
無料で持ち込める重さも会社、クラスによって変わってきます。エコノミーであれば大体23kgです。
この23kgですが、23.9kgまでは23㎏とみなすことが多いようです。会社や対応する方にもよると思うので確実には言えませんが、もし荷物がいっぱいなら試してみる価値はあると思います。
サイズ
一般的に三辺合計158㎝以内です。
スーツケース買う上で一つの指標になるサイズなので、”三辺合計158cm以内”という文言が書いてあるやつを買えば安心です。
持込荷物
英語で『Carry-on luggage』や『Carry-on baggage』と言われる荷物です。
重さ
重さは7キロ~10キロです。
こちらは受託荷物と違い、重さにかなり厳しい印象があります。チェックイン前にスケールで重さをしっかり量られる場合があるので、出発前に量っておくことをおすすめします。
サイズ
これも航空会社によって違いますが大体三辺計110cm以内です。『機内持ち込みOK』と書いてあるスーツケースですね。イメージ的にはスーツ着てる人がひっぱってる小さいスーツケースです。
このイメージですね。意外と大きいです。
それぞれの荷物に物を入れ分ける
さて2種類の荷物については簡単にお話ししました。ここの項目では何をどちらに入れるかを書いていきます。
受託荷物に入れるもの
液体物はこっちに入れてください。シャンプーや飲み物、シェービングフォームなどのスプレーもです。あとはハサミなどの凶器になる物もこちらです。
保安検査の際に捨てさせられる結果になってしまいます。僕も預入荷物に入れ忘れた剃刀を入れていたことで、空港で捨てた思い出があります。
持込荷物に入れるもの
- ノートパソコン
- パスポート、財布などの貴重品
- モバイルバッテリーや充電器
- 壊れやすいもの
などです。
海外の空港のスタッフはスーツケースを結構雑に扱うので、気になる方はこちらに入れておいた方がいいでしょう。
割れ物注意シール
↑このような感じのステッカーです。
スーツケースに付いてるのを見たことがあると思います。これ誰でも無料で付けれます。つまり付け得です。海外の空港だったら
「Fragile sticker, please.」
(割れ物注意シール貼って~。)
といえばもらえます。つまるところスーツケースは消耗品ですが、やり得ならやった方が得です。
海外の空港のスタッフは躊躇なくスーツケースをぶん投げるので、気になる場合はマストです。僕も、手元に戻ってきたスーツケースの4つ角の一つが割れて返ってきたことが複数回あります。
まぁ、中の荷物を傷つけないためのケースだから仕方ないんですけどね…
まとめ
長々と例を出して書いていきましたが、つまりは”予約時に受託荷物は追加する”というのが結論です。
これを知ってる知らないだけで、無駄な出費が抑えられると思います。航空券はどうしてもある程度の値段はするので、荷物などの部分で賢く出費を抑えましょう。
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