ワーキングホリデー留学。
夢いっぱいで楽しいことが溢れています。これは僕自身の体験をもって胸を張って言えることです。
しかし、行く先は日本ではない”外国”、危機管理は日本以上に重要です。特に女性は男性以上に気を付ける必要があります。
そういったワーホリの危険性に対し、留学生サイドが知っておくべきことを紹介します。
◎女性で単身ワーホリ留学する。
◎ワーホリに挑戦するが、安全面もケアしたい。
◎日本にいる間にできる安全面の準備が知りたい。
安全で楽しいワーホリのために
ワーホリ主要国の
- カナダ
- オーストラリア
- ニュージーランド
の3ヶ国だけでも、年間約2万人がワーホリしています。
その中でも痛ましい事件が起きたり、危ないことに遭遇する人が多いことも事実。
パスポート盗まれた人、貴重品が入ったカバンごと盗られた人、車上荒らしで車が故障した人、いろんな人に会ってきました。
実際、それだけで済めば命の危険は無いのでまだマシかもしれません。
そうならない為に知っておくべきことは以下の通りです。
治安チェック
ワーホリ対象国でべらぼうに危ない国は基本的にありません。
しかし国単位でなくとも、州や街、地区単位で危ない場合などもあります。一応大まかにですが、↓のページに掲載されている情報は事前に取得しておいた方がいいでしょう。
世界情勢はコロコロ変わります。「数年前までは安全だった場所」なんて数多く存在するのが事実です。こまめな情報収集を心がけましょう。
・外務省「海外安全ホームページ」
https://www.anzen.mofa.go.jp/riskmap/
日本人の住むことが多いカナダのバンクーバー、ニュージーランドのオークランドでも立ち入らない方が良い危険なエリアがあります。
そういう情報を知ってないと、危ないエリアに住むなんてことにもなりかねません。そういう状況になっている人にも会ったことありますが、正直
としか思いませんでした。
在留届(ORR)の提出
在留届とは、大使館に対して
「俺(私)ここに住んでるよ~。」
と、伝えるものです。
これをしていないと、国や政府で”この人が今どこに住んでいるのか”という情報を瞬時に取得することができません。
これは、安全面の考慮をする上で結構重要な要素です。
申請方法
日本にいる間に大使館に対して紙ベースで提出することも可能ですが、今ではオンラインで申請も可能。
興味ある方は↓のURLからアクセスしてください。
・外務省「オンライン在留届 ORR」
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html
申請する際に必要な情報があるので、事前に確認しておいてください。
- パスポート記載の旅券番号
- 本籍地
- 日本の連絡先
- 現地の国での連絡先
- 緊急連絡先
申請するメリット
メリット1:現地生活に必要な情報を受け取れる
- 事件や事故の情報
- 注意する必要がある日時やイベントに関する安全情報
自ら情報収集せずともリアルタイムでメールでもらえるのは、ワーホリしている人にとって嬉しいですね。
メリット2:事件・事故に巻き込まれても迅速な対応が可能
移動・帰国時の届け出も忘れずに
オンライン申請でも紙申請の場合でも、現地の国で住んでいる住所が変わる場合や帰国する場合には届け出が必要です。
それらのアクションをしないと、何かがあった際に領事館や大使館などを混乱させることにもなるので、忘れずにやるようにしましょう。
そんなに時間もかからないのでサッとやっておきましょう。
ヒョコヒョコ人に付いていかない
これは別に書かなくても
みたいな突っ込みが入れられそうですね。でもコレ、
みんなアホみたいに守りません。(笑)
かくいう僕も、ヒッチハイクで知らない人の車に乗りまくったこともありますし、その話の流れで拾ってくれた人の家に行ったこともあります。
お酒の場で意気投合した人とうろついて回ってたり、その人の部屋に行ったりとか色々していました。
身辺にはなるべく気を使っていましたが、ぶっちゃけ襲われていたらそれまでだったでしょう。
「この人といたら英語で会話できる!」とか「この感覚を求めてワーホリに来たんだよ!」みたいな。
そういうのはわかります。僕も日本人とは絡まないスタイルだったので気持ちは痛いほどわかります。
「日本人だから信用できる」、「海外の人は信用できない」とは言いませんが、テンションと気持ちだけ先行してアホな行動はとらないように。
思考停止せず、いつも俯瞰で自分のことを見れるように心がけましょう。
まとめ
というワケでできる範囲で知っておくべき事柄を載せてみました。
ぶっちゃけ僕が今まで会ったワーホリ生で、在留届の存在を知っている人自体の方が圧倒的に少ない事実があります。
人それぞれですが、心配なのであれば確実にやっておいた方が良いです。
自分自身の身を守るためもそうですが、僕は”日本にいる家族や心配してくれる人たちを安心させるための物”、という風にも考えています。
ご自身で納得する形で、今回の記事を参考にしていただければ嬉しいです。