【違法なケースも?】ヒッチハイクをするときのコツ5選!海外での注意点も

みなさん、ヒッチハイクをしたことはありますか?

日本でもたまに若者たちがやっていますね。海外においても、場所によってはまだ一般的な移動方法といえるでしょう。

今回はこれからヒッチハイクをやろうと思っている人たちに基本情報と知っておきたいコツを5つほど紹介していきます。

挑む前に知っておかないと心を折られたり、想定外のアクシデントにも遭遇しかねません。そのための情報収集の一環として参考にしてください。

海外でやる際には現地のルールが当然あります。そこから外れないように注意しないといけませんで、それらも合わせて案内していきます。

【この記事を読むとコレがわかる!】
◎初めてヒッチハイクに臨む方への心構え
◎ヒッチハイクで警察のお世話にならないように

違法かどうか!事前チェック

ヒッチハイクは国によって、または地方によっては違法です。

事前にチェックしておかないとトラブルになりかねないので気を付けましょう。警察のお世話にはなりたくないですもんね。

【例:オーストラリアで違法の州】
クイーンズランド(QLD)・ビクトリア(VIC)
カナダでは、ハイウェイなどの車が停まりづらいところなどでは禁止されているところも多いため、合わせて注意をしておきましょう。
ちなみに日本でのヒッチハイクは合法です。あまり一般的ではありませんが、、
違法の州でもヒッチハイクをしている人を見かけたことはあるので、警察にさえ見つからなければ大丈夫なんでしょう。パトカーを見つけたら親指を下げるだけ~。

準備するもの

親指
◎折れない心
◎紙とペン

はじめは誰でも恥ずかしいですし、気負いもすると思います。しかしそこで最初の一回、まず親指を立ててみる

するとどうでしょう?不思議なことに何も思わなくなります。

停まってくれるまでやったるわ。

くらいの気持ちですね、これが結構大事。

上手くいかないときは1時間以上1台も停まってくれないことだってあります。ある程度の気持ちの覚悟は必要ですね。

また紙とペンは遠くに行くときに使いましょう。この際のコツは”遠くの街を書かないこと”です。それをしてしまうと、「いや、そこまでは行けんわ。」と思われる可能性が上がってしまいます。

なので、

  • Googleマップで調べて目的地までの途中にある町
  • North」,「South」などの漠然とした方向

を書きましょう!

その方が停まってくれる確率がグッと上がることは間違いなしです。

ヒッチハイクのコツ5選!

知っておくべきコツが5つあります。

①方向を定める
②停車スペースの確認
③荷物
④停車している所に自ら声をかける
⑤男女ペアで効率アップ!?

これを1つずつ紹介していきます。

方向を定める

Googleマップなどの地図アプリなどを使い、目的地への車で移動ルートを調べましょう。たとえば、大きい交差点の前だとそこで右左折する車が多数あると効率が悪いですよね。

せっかく停まってくれたドライバーに

あ~そっち行かないわ、ごめんね。

と言わせてしまう結果になります。

ヒッチハイカー側としても、せっかく停まってくれたのに少しがっかりしちゃいますからね。お互いの為にも「ここからまっすぐ行けば目的地方面!」という場所まで移動するのが吉です。

停まれるスペースがあるか確認

当たり前ですが車を一時停車できる場所がなければ誰も停まってくれません。自分がドライバーだと思えば簡単な話ですね。

いやぁ~乗せてあげたいけどそこには車停めれないわ。

と思わせてしまいます。

なので、ドライバーから目立つ場所でヒッチハイクすることは大前提にして、きちんとその後のスペースの確保も忘れないように注意してください。

車は急に止まれない。

このフレーズはヒッチハイクでも同じことが言えます。

荷物は少なめに

これは当たり前なんですが、荷物が多すぎるとあんまり乗せてくれません。

いや、その荷物ならタクシー使えや。

と思われても仕方ないですからね。なので効率よく移動したい場合はあんまり大荷物でない方が効率的といえるでしょう。

大きいバックパック背負ってるくらいだったらそこまで問題は無いとは思いますけどね。

とはいえ簡単には荷物は減らせないのも事実。僕も25kg超のスーツケースと共にヒッチハイクで移動しましたが、無事目的地に着くことはできました。その時の経験はコチラに載せています。

こちらから声をかける

少し難易度が上がりますが、結構効果的な方法。スーパーやドライブウェイ、ガソリンスタンドでドライバーに声をかけていく感じです。

勇気は必要ですが、一回声かけてしまえばこっちのもんです。『旅の恥は搔き捨て』です。誰もあなたのことなんか気にしてないので、ガツガツいきましょう。もう2度と会わない可能性の方が遥かに高いわけですから。

男女ペア

場合によってはかなり難しい条件ですが、効率は上がる要素だと思います。

拾ってくれる側の心理に立つと”乗せてあげても安全なのか”という点が気になるのは想像に簡単でしょう。

勿論100%ではありませんが、男女カップルの場合は見た目の安心感があります。仮に男3人グループの場合だと、ドライバー側も

この人たちは乗せても安全かな?

と、何かあった時の事が頭によぎってしまいます。

1人の方が座席の関係などで乗せてくれる可能性も上がるのも事実。つまりは、

ドライバーが安心してヒッチハイカーを乗せてあげる状況づくり

それこそが大事ということです。

体験談

タスマニアの南に位置する州都『ホバート』から北にある街『ローンセストン』までの移動をヒッチハイクで行いました。

距離にして丁度200kmですね。

大きなスーツケースとバッグパックがありましたが、とりあえずスタート。

ヒッチハイクあるあるですが、街から出るのが一番難しいです。理由は交通量が多い分停まれる場所が少ない、みんな比較的忙しい、などがありますね。

なので、20分ほどして諦めて大きな道路に面しているガソリンスタンドまで移動しました。そこで座席に余裕がありそうな人たちに片っ端から声を掛けました。

Excuse me. Could you please give me a lift if you are heading to North?
(北に向かうのであれば、乗せてもらうことは可能ですか?)

こんな感じですね。

あー、無理無理。

っていう人もいれば

そっち方向には行かないんだ、助けられなくてごめんね。頑張って!

という人もいました。本当に様々ですね。

運よく北に15kmほど進む人を見つけてそこまで送ってもらいました。

しかしそこからが最難関。北に向かうには橋を渡る必要があり、その手前で降ろされたんですが、どうも車が停まれそうなスペースが無い。

なんとか停まれそうな場所を探し近くでやってみたものの全然停まってくれる気配がない…橋は自動車専用で歩道無し。しかも雨がぱらついてくる始末。

車道の横に使われていない線路があったためそこを歩いて渡ることを決意。気分はまさに『スタンド・バイ・ミー

25kg超のスーツケースを引きずりながら30分ほどで対岸に到着。そこの近くのマクドナルドの出口でヒッチハイク再開。

10分ほどすると車に乗ったおばちゃんが

ここから出る人で北に行く人は少ない、向こうに行くとハイウェイ沿いだけど十分に停まれるスペースがあるからそっちに行きなさい。
と教えてくれました。

旅人に優しすぎるやろ…泣けるわ。

言われた場所に移動してヒッチハイクを再開すると、たった10分ほどでなんと100km以上北に向かってくれるお兄さんに拾われてかなり前進!

「最終的に何台乗り継ぐのかなぁ。

と思っていましたが、最終的には4台で目的地に到着、計200kmの移動ができました。単純に運が良かったと思います。

大きいスーツケースを持っていても案外乗せてくれるものなんだなぁと、人の優しさに感動しました。

ここの経路はバスの運行が1日に1、2回しか無いため、それも大きな要素だったかもしれません。そうじゃなければ

いや、バス使えや。

と思われる可能性ありますからね。

まとめ

ということで長距離移動の経験も含めまとめていきました。冷静に考えればヒッチハイクは変な人に捕まってどこかに連れていかれる可能性だって0ではありません。

僕も危険はありませんでしたが、謎に家に連れていかれた経験もあります。

女性の方は安全も考えて2人以上でやったほうがいいでしょう。男はまぁ頑張りましょう。

しかし、それは車側拾う側)も同じなんです。ヒッチハイカー達が襲ってこないとも限らないですからね。だからこそ拾ってくれたことに全力で感謝し、つかの間の会話を楽しむことに全力を注ぎましょう。

この記事を参考にして、ヒッチハイクに臨んでもらえると嬉しいです。ではっ

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