旅行・留学・出張、海外に行くケースは人によって様々です。
そんな漠然としたイメージを持ってる方も多いでしょう。今回の記事では、”海外に持っていくのにオススメの変圧器”を紹介していきます!
併せて、変圧器を持っていく必要のないケースも紹介します。国によっては要らなかったりするんですよ、皆さん知ってましたか?
そういう情報も知らないと持っていき損、なんてことにもなりかねません。持っていく荷物はなるべくコンパクトにしたいですよね!
基本はワーホリと留学生に向けて書いていきますが、当然それ以外の海外旅行者などにも該当することですので、どうぞ参考にしてください。
◎海外旅行に行くから必要なものが知りたい。
◎変圧器が要らないケースが知りたい
◎おすすめの変圧器が知りたい
まず、変圧って何?
ざっくりいうと”電圧を変える事”を指します。
なんか学校の理科の授業で習ったことがある気がしますよね?それです。
充電器などでV(ボルト)で表示されているものですね。これが国によって違うんです。
そしてこれを知らずにそのままコンセントに差し込んだりしてしまうと、電子機器の故障の原因や、最悪のケースだと発火などの事故につながってしまうこともあります。
そういったことからも、電圧の違いを事前に調べ、変圧器を準備する必要があるのです。
【国別の電圧の違い一例】
国 | 電圧 |
日本 | 100V |
フィリピン | 110-220V |
韓国 | 110-220V |
フィジー | 240V |
アメリカ | 110V |
カナダ | 110V |
オーストラリア | 220-240V |
ニュージーランド | 230V |
アイルランド | 220-230V |
イギリス | 220-230V |
行き先と使用用途を確認しよう
渡航先の電圧を確認
上の項目でサラッと書きましたが、国によって電圧は違います。そのため、渡航する前に行き先の国の電圧が何Vなのかをチェックしておきましょう。
それにより変圧器が必要になるのか、またどのタイプが必要になるのかも変わってきます。
海外の電圧の一覧のリンクを載せておきます。気になる方は参考にしてください。
海外の電圧一覧表:https://henatuki.aimary.com/
使用用途によって必要な変圧器も変わる
消費電力によって、どの変圧器を買うべきか、変わってきます。
変圧器には定格容量というのが定められていて、簡単に言うと、”どれだけの電力まで耐えれるか”みたいな指標です。物によって様々ですが低い物で100Wから、高いものになると1,500Wまで耐えられるものもあります。
もちろんそれによって値段も変わります。
海外での利用に紐づきそうな電子機器のおおまかな消費電力一覧は、以下の通りです。
電気製品 | 消費電力 |
スマホ充電 | 約5W |
ノートパソコン充電 | 50-120W |
電気シェーバー | 10W |
ヘアアイロン | 150-240W |
ヘアドライヤー | 700-1200W |
アイロン | 1200-1400W |
なんとなく【熱を持つもの=消費電力が高い】みたいなイメージは出来たかと思います。
なのでそれを知らずに定格容量が低い変圧器でドライヤーなどを利用してしまった場合、両方壊れますし、発火などの事故だって起こり得ます。
どういった電気製品に対して変圧器を使うのか、しっかりと認識し必要な定格容量を把握しましょう。
必要ない場合もある!?
国によるケース
コチラにも書きましたが、日本の電圧(100V)と近い値の国もあります。
それが
です。
実際には10Vの差がありますが、気にしなくてもいいレベルです。僕がカナダに1年以上住んでた時も、変圧器未使用で電子機器に何の問題もありませんでした。
そのあとニュージーランドでバリカンを破壊するのはまた別のお話…(泣)。そうならないためにも、”必要な国”と”必要のない国”の把握は大切です。
デバイスによるケース
スマートフォンやノートパソコンなどの最近の電子機器の充電器は、国際基準で作られていることが多いです。
【ノートパソコン充電器の例】
上の写真の様に【Input:100V-240V】と書いてあるの、見たことある方もいるんじゃないでしょうか?これは読んでそのまま、【100V-240Vに対応している】という意味です。
つまり変圧の必要はありません。これはiPhoneの純正充電器でも同じ事が言えます。
灰色地に灰色文字という一般のセンスを超越した配色なので見えにくいですが、個々の面にも【Input:100V-240V】という記載があります。
逆に言うと、自分のもっている電子機器が国際基準(電圧100V-240V対応)で作られている場合は変圧器を持っていく必要はありません。
それ以外の対応していない機器(例:美容器具や電気シェーバーなど)を持っていく場合には変圧器を使う必要があります。自分の持っている電子機器の対応電圧をまずは調べてしましょう!
僕は持ってる電動バリカンが対応していなかった為、それだけの為に変圧器を持っていったこともありました。一周回って現地で買うのもアリだったかな、とも今では思います。
プラグ変換を兼ねてるものも!
電圧の違いもそうですが、電源プラグの形も国によって違います。それもあってか、
国 | プラグ | 画像 |
日本、アメリカ カナダ、メキシコ |
A | |
日本、アメリカ カナダ、メキシコ |
B | |
ヨーロッパ全域 (アイルランド、イギリス以外) |
C | |
インド | D | |
フランス、ベルギー、ポーランド スロバキア、チェコ |
E | |
ドイツ、オーストリア オランダ、スペイン |
F | |
イギリス、アイルランド キプロス、マルタ |
G | |
イスラエル | H | |
オーストラリア、ニュージーランド 中国、アルゼンチン |
I | |
スイス、リヒテンシュタイン | J | |
デンマーク | K | |
イタリア | L |
おすすめ変圧器【コスパ最強】
ISELECTOR 海外旅行用変圧器
値段も3,000円を超えないにもかかわらず、変換プラグも4種類ついているという優れもの。
これひとつあればワーホリで先で困ることはほとんどありません。サイズも小さめで持ち運びも便利、重量も軽いのは留学生も大助かりです。
カラーは「レッド」と「ブルー」の2色展開です。
対応電圧 | 入力電圧:AC100~240V/出力電圧:AC100~120V |
---|---|
容量 | 150W |
挿し込み口 | 1つ+USB2つ |
サイズ | 12.4×7×3.2cm |
重量 | 約242g |
コード | 約150cm |
変換プラグ | ヨーロッパ・アイルランド・イギリス・カナダ・アメリカ・ オーストラリア・ニュージーランド対応 |
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まとめ
変圧器について、とおすすめ商品を紹介しました。
便利になったからこそ、使い機会も減ってきた変圧器。スマホ充電に関係しないので、持っている人の方が少なくなってきました。
だからこそ頭から【国によって電圧が違う】という事実が抜け落ちがちです。それを忘れて、なにか電子機器を壊すことになったら大変ですよね。
しっかりと留学前旅行前に確認し、無駄のないように過ごしてください。