2020年の春ごろからのコロナウイルスの影響で、ワーホリをはじめとした留学ができずに予定を狂わされた人はたくさんいると思います。
カナダ・ニュージーランド・オーストラリアの3ヶ国のワーホリを経た僕も、デンマークとアイルランドに行くことができずに志半ばになってしまいました。
現在も、人の流れがかつてのように戻る兆候は見えない日々が続いてます。日本にいながら
本当なら今頃オーストラリアにいるはずだったのに。
という状況の人たちに、
- ”この時期だからこそできること”
- ”こんな状況だからこそしておくべきこと”
を話していきたいと思います。
ワーホリ経験3ヶ国の僕で、今普通に日本で働いて一周回っているからこそ、現実を書きます。
これからのワーホリ生の方々のための将来のプラスになれば幸いです。
◎ワーホリに行く予定がコロナで潰れて日本でくすぶっている。
日本でできる準備:将来設計を考える
ワーホリに行くとなると少なくとも半年から1年は海外で過ごすことになります。
例外の人はいるかもしれませんが、ワーホリはめちゃくちゃ楽しいです。新しい発見や出会い、友達と、刺激がてんこ盛り。
しかし、サードビザまであるオーストラリアは例外として、基本的には1年したら日本に帰らないといけません。
その時に”何をするのか”を考えておくのは非常に大事。最初は僕自身も
「とりあえず3ヶ国行って考えよ。多分もっと行きたくなるし。」
ぐらいのふわふわ思考でした。
帰国時はリゾートバイトで外国人観光客が来るところで仕事をしていました。そこでも様々な出会いがあったのでそれも貴重な時間です。
ただ、それは”ワーホリに行く間の繋ぎ”だからよかったわけです。
考えるべきは”ワーホリ終了後”
1ヶ国なのか2ヶ国なのか1年なのか3年なのか、それは人によると思いますが、”それを終えた時に何をしたいのか”これを考えておくことは非常に大事。
という発想はやめましょう。
だったらそれも踏まえて考えておきましょう。必要な情報収集しておかないと絶対後悔しますよ?
ここでは項目を
1,日本に住む
2,海外に住む
の太枠2点に分けて説明していきます。
日本に住む【資格や職業】
まずは、”日本に住む”編です。
簡潔に言うと
ということです。
多くの人が、海外で得た経験や知識をもとに
▼外資系企業
▼英語語学関係
▼留学関係
に従事したいと思うでしょう。
それらを踏まえて、今それらの仕事に就くために必要なものが何か把握していますか?
職歴が必要なのであればワーホリ中にそれに近い業種に就くことは近道ですし、特定の資格があると有利であれば取っておいた方が良いのは間違いありません。
僕は訪日外国人観光客に対しての仕事をしたいと思ったので、『旅行業務管理者』の資格を取得しました。
この資格は旅行業に携わるうえで必須ではありませんが、国家資格なので自分で独立して事業を行う際は必須のものになります。
あくまで一例ですが、語学関係であればTOEICの点数が必要になることが多いです。それも、【TOEIC L&R】だけなのか、【TOEIC S&W】でも応用が利くのか?
それを把握しておくことも重要です。
じゃあ、海外で仕事できなかった時どうすんの?(戒め)
誰が何と言おうと、日本の英語基準は『TOEIC』なんです。英語力を主張したいのにTOEICの点数すらないと企業は何も判断できません。
つまり”選択肢の幅を残しておく”ことが大事です。
TOEICの勉強をしたからといって、それが国際的に役に立つ英語試験の『IELTS』や『TOEFL』の役に立たないことはありません。
TOIECの種類については→コチラ
海外に住む【永住権獲得までの道筋】
次に”海外に住む”編です。
簡潔に言うと
です。
もちろん渡航先(永住権が取りたい国)によって政策が違うため、難易度や取得順序はマチマチですが、「それを知っていますか?」ということです。
日本は二重国籍を認めていないため、もう1つの国籍(Citizenship)を取得すると日本の国籍を破棄しないといけません。
国籍を破棄すると日本に住むために逆にビザが必要になったり、日本のパスポートが使えなくなったりするので、そこまでする必要が無いパターンがほとんど。永住権(Permanent Residence)は、日本国籍を保持したまま海外に住み続けられ、仕事ができる権利のことです。海外移住した日本人のほぼすべてが永住権で滞在しています。
一度取得すれば無期限の国もあれば、一定の期間で条件をもとに更新が必要であったりと対応は様々。
- 現地で大学留学(学生ビザ)からオープンビザを取得
→永住権 - ワーホリからスポンサー企業を見つけてワークビザ取得
→永住権 - 国際結婚を経てパートナービザ取得
→永住権 - 日本から現地駐在員として働ける企業を探す。
→永住権
どこの国にも共通する事柄に”最低滞在年数”というものがあり、これは「〇年以上滞在することが永住権申請の最低条件だよ。」というものです。
つまり、1,2年で永住権を取得することは不可能と思っておいて下さい。
また、上記項目2の”ワーホリからスポンサー企業を見つけてワークビザ取得”ですが、これは年度によって難易度が変動します。
永住権取得者を増やしすぎると雇用などの様々な問題が浮上してくるためです。
海外からの移住者を増やしすぎないための政策で、こればっかりは運です。
これは企業のスポンサー探しにも関係します。国が移住希望者へのドアを閉めているときは、ワークビザの申請自体も厳しくなるためです。
ワークビザの申請は企業側に金銭の負担があります。せっかくお金をかけたのにビザが下りないのは企業からしても避けたいんです。
一時期はハウスキーパーのような仕事でもワークビザが下りることも一般的でしたが、今ではある程度の専門職(例:ニュージーランドでのPライセンス≪自動車二種免許≫)でないと厳しいのが現状です。
とはいえ、こればっかりはタイミングに大きく左右されるので、国の移民に対しての動向を常にチェックすることが求められます。
こういうことを事前に知っているのと知らないのでは、準備が全然変わってくるのはもうわかってもらえたと思います。
英語の勉強【語学】
これは言うまでもないことですが、英語(現地の語学)の勉強です。
現地に行って英語は伸びることは伸びますが、それは人によって1なのか100なのかはそれぞれです。
それに起因するのが留学前の”基本の英語力”です。
その考えは激甘です。
しかし、考える角度を変えれば話は別です。問題は”自信がないから話すことをためらう”という点なんです。だったら自信をつけましょう。
じゃあ自信をつけるために留学前に勉強しておきましょう。その自信があるだけで、あなたの発言のチャンスは2倍にも3倍にもなります。
それだけのことに思えるかもしれませんが、喋るチャンスが2,3倍になれば、必然的に上達速度が2,3倍になります。
僕が言いたいのは、”そのための準備をしておきましょう”ということです。
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オンライン英会話で英語を話せるようになれ、とは言いません。ただ、英語に慣れておいてほしいのです。渡航後は毎日英語漬けです、周り全ての音が英語になります。その環境に耳が慣れるまででも時間がかかるんです。
その事前訓練として、オンライン英会話で少しでも英語を耳に入れ、慣れておきましょう。それだけで留学後の英語への聞き馴染みが格段に変わります。
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まとめ
いま日本でスタックしてしまっている人たちに、ワーホリを1週した僕からの視点でアドバイスをさせていただきました。
腐ってしまうのは仕方がありません。むしろここまで自分に非のない予定の狂わされ方をして卑屈にならないほうが少ないです。
ただ、そんな思考の中でも、プラスにアクションをしていかないとただただ時間がもったいないのも確かです。
なにか、聞きたいこと等あればコメント書いていただければと思います。ではでは。