オーストラリアでのワーホリにこれから行く方にオススメしたい情報、それは知っておくべき用語の多さです!これらをキチンと認識しておかないと、現地に行ってから混乱すること間違いありません。
よくわからない横文字が大量にあります。現地の人たちは知っていること前提に話してくるので、正しく認識しておきましょう。
とくにエージェントなしで留学する方は誰も教えてくれません。自分で調べて知っておくべきことをここに列挙しておきます。
オーストラリアの政府や銀行は日本のイメージと比べるとだいぶマイペースです。しっかりと事前に準備をしておかないと肝心な時に必要な物が無かったりするので気を付けましょう。
◎オーストラリアワーホリに興味がある。
◎エージェントなしで留学予定。
◎渡航後にダラダラせず、すぐに行動したい。
オーストラリアワーホリで必須の用語
別の記事にも書いていますが、事前に情報を調べて準備しておかないとスタートダッシュにかなり遅れます。
ここでいうスタートダッシュは”仕事探し”や”銀行口座開設”などのことを意味します。
「やっと着いたのに〇〇が無いから仕事探せない…生活費だけ無駄にかかる…。」
という事態は避けたいですよね?
では、そうならないために↓を見ていきましょう!
ETAS
『Electronic Travel Authority System』の略、つまり電子渡航許可という意味です。
簡単にいうと『観光に行く際に必要な電子ビザ』です。なのでワーキングホリデーのビザを持っている人は申請する必要はありません。勘違いしないようにしましょう!
一応簡単に説明すると期限は以下の通り。
◎ETA許可日から12ヶ月
◎パスポート期限満了日
申請をする際は、”公式サイトを介するよりも代理店を通した方が安い”という謎のデータがあります。
ちなみにオススメの代理店はこちら↓
代理店名 | 申請費用 |
View Grant(ビューグラント) | 495円~ |
トラベルドンキー | AU$5~ |
なので、オーストラリア滞在中に家族や友達が観光ビザで遊びに来る際には必要になります。一応頭の片隅に入れておきましょう。
スーパーアニュエーション(スーパー)
簡単に言うと『オーストラリアの年金制度』です。
「年金ならワーホリ生には関係なくね?」
と思うかもしれませんが、スーパーアニュエーション(以下スーパー)は給料の9.5%を貯蓄していくという仕組みで、給料が入るごとに貯まっていきます。
そして還付申請の仕組みがあるので、帰国前に貯めた分の一部を手に入れることが可能です。
詳しくはこっちのページで解説してますのでよければ参考にしてください。
TFN
『Tax File Number』の略、つまり税金番号です。
これは日本でいうところの『マイナンバー』です。この番号が無いと仕事始める上で不都合になることもあるため早めの申請をしておきたい物です。
こちらの別ページでスーパーアニュエーションと合わせて解説しています。合わせて参考にしてください。
ANZ
『Australia and New Zealand Banking Group Limited』の略。
簡単に言うとオーストラリアとニュージーランドにある銀行です。多くの留学生がこの銀行を使うと思うので載せておきました。
他にも銀行はありますが、スーパーアニュエーションとの組み合わせなどを考えるとかなりオススメの銀行なので、迷ったらANZにしておけば間違いはないと思います。
BSB
『Bank State Branch』の略。
つまり日本でいうところの”銀行の支店コード”ですね。給与の振込先としての指定、またはインターネットバンキングでの送金などでも必要になります。
書類の記入などの際にけっこう聞かれることが多い番号です。
自分が開設した支店の番号がベースになるので、合わせて確認しておきましょう。
RSA
『Responsible Service of Alcohol』の略。
そのままですが、”酒類を扱う飲食店でのサービス業務にあたる人”が持っておかないといけない資格です。
レストランでのウェイターやウェイトレスとして働くことが多くなるワーキングホリデーの人にとって避けて通れない資格ともいえます。
州によって変わる
RSAは州によって違うことがあり、再取得が必要な場合があります。
・クイーンズランド(QLD)
・サウスオーストラリア(SA)
・ウエスタンオーストラリア(WA)
・ノーザンテリトリー(NT)
・ニューサウスウェールズ(NSW)
・ビクトリア(VIC)
取得方法(コース受講)
ニューサウスウェールズとビクトリアでは、ネットで予約をして1日講義を受けて試験を受けます。
そして合格したら後日証明書を受け取って終了、という流れです。
価格は100ドル~です。丁寧な講義のため落ちる人はほとんどいません。まぁ結構いい値段しますからね、落として騒がれる方がめんどくさいんでしょう(多分)。
取得方法(オンライン試験)
QLD、SA、WA、NTの4つの州ではオンラインの受講になります。
「州の名前 RSA」で検索したら出てくるのでそこから進んで行きましょう。大体50ドル前後だと思います。
どこにも行く必要がないのはメリットといえます。
しかしその一方で自分でやらなければいけないのでそういった大変さは出てくるでしょう。昔は日本語のサイトもあったみたいですが、今は無くなってしまったようです。英語の勉強だと思って取り組みましょう。
クイーンズランドのRSAのオンラインのサイトをこちらに載せておきます。このサイトは合格したときにのみ$49払うだけなので、価格的には良心的といえますね。
ABN
『Australian Business Number』の略、つまり『事業主番号』です。
個人での事業つまりウーバーイーツのドライバーとかもそれに含まれるため取得が必要なものになります。
業種によっては(配達ドライバー等)取得が必要になる場合があります。2019年12月現在、取得にお金はかかりませんし、オンラインで可能です。
なにぶんこういったものはコロコロ変わるので最新情報を追いかけましょう。
ウーバーイーツに限定すると、2019年12月現在はドライバー登録時に照会が必要な項目にはなっていません。しかし、税務署は給料の振り込みの情報から追うことが可能なので、ABNを取得せずに働いているとバレます。
最終的なタックスリターンの際に必要になるので必ず押えておきましょう。
取得はオンラインから可能です。こちらからどうぞ。
CBD
ちょこちょこ目にする機会も多いこの用語。
僕はオーストラリアでしか使われているのを見たことがありません。ニュージーランドはわかりませんが、カナダでは使わない表現かと思います。
これは『Central Business District』の頭文字で『中央業務地区』、つまり街の中心地のことを指しています。
「5min walk to CBD」のような書き方をされていますが、「街の中心地まで徒歩5分」という意味です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
オーストラリアワーキングホリデーで働く際に必要な項目が意外と多いことはわかってもらえたと思います。
これらの物をキチンと把握し、必要なものはあらかじめ時間に余裕をもって取得しておきましょう。
そうでなければ日本とは全く違うオーストラリアの政府です。いつまで待たされるかわかったもんじゃありませんからね!
事前準備をしっかり行い、後悔の少ない滞在にしてください。