【1年で100万円以下】個人手配で費用を最安に!ワーホリ節約術

ワーキングホリデーに行こうとしている人たちで、

費用がいくらかかるのか?

という事が気になる方は多くいると思います。僕も初めてカナダに行った時はその点が不安でした。そんなことを考えている人の中で、

  1. エージェントを利用したワーホリ
  2. 個人で手配したワーホリ

の2つの違いに疑問を抱く人も多いと思います。

今回の記事では、『2.個人手配のワーホリ』にフォーカスしてそのメリット・デメリットなども含めて解説していきます。

今回の記事のベースは

  • カナダ
  • オーストラリア
  • ニュージーランド
  • アイルランド

この4ヶ国で最初の国カナダはエージェント手配、それ以外を個人手配で全て準備した僕だからこそ書ける内容です。

それらの経験を通し、安く個人手配する方法なども見つけました。参考にしてもらえればと思います。

【こんな方にオススメの記事】
◎費用を抑えたワーホリが気になる
◎エージェントがしてくれることが知りたい
◎ワーホリ個人手配で大変なことが知りたい

個人手配で費用を最安に!

  • ビザ申請費
  • 滞在費
  • 航空券
  • 保険料
  • 食費

様々な出費があるワーキングホリデー。

主な手法にも、個人手配とエージェント手配の2つがあります。そのエージェントの中にも、手数料を取らずに準備を手伝ってくれる無料エージェント”というものも存在します。

無料は流石に胡散臭い。

と、思うかもしれませんが、そんなことはありません。無料のエージェントはそういった留学生に語学学校を案内し、その語学学校からもらえる案内料をベースに運営をしています。

逆に言うと、

語学学校に行かない人は、確実に個人手配した方が安く済む

と言えるわけです。

そういったことからも、”個人手配で行うこと”が最安格安でワーホリに行くための手段という事になります。

語学学校行くかどうかも悩んでる…。

そんな方はこっちの項目を参考にしてください!

 オススメの記事 【ワーホリ】語学学校は行くべき?無駄?徹底解説します。

個人手配でやらないといけない項目

個人で手配で、日本にいる間にやらないといけないことは以下の通りです。

  • ワーホリビザの申請
    →申請書作成・費用の振り込み等
  • 航空券の手配
    →片道航空券or往復航空券の準備
  • 住む場所の手配
    →ホームステイ・シェアハウス・一時滞在のユースホステル等
  • 留学先到着から移動手段の手配
    →バス・シャトルバス・電車など
  • 語学学校の手配(行く場合)
    →自分で探すことも当然可能
  • 保険の準備
    →保険会社orクレジットカード保険、もしくは現地の保険会社

パッと見、多いか少ないかはその人の感性によるでしょう。それぞれの項目によって密度は全然違うので、それを理解してください。

ビザの申請は国によっても違いますが、一番骨が折れるパートです。

では、なぜ個人手配なら安くできるのか項目別に説明していきます。

【僕自身のケース】個人手配で安くなるワケ

自分で選べる=安い物を選択できる

それに尽きます。

僕自身のケースを例に比較していきましょう。

【3ヶ月間の語学学校通うエージェント手配】
VS
【語学学校なしの個人手配】

で見ていきましょう

カナダ(エージェント手配) カナダ(自己手配)
ビザ申請料+α※1 100,000円 10,000円
航空券 120,000円 65,000円
住む場所 300,000円※2 400,000円
語学学校 600,000円 0円
保険料 230,000円 60,000円
食費 220,000円※3 300,000円
合計 1,570,000円 835,000円

※1 ビザ申請以外の学校や航空券の手配なども込みの場合。

※2,3 語学学校の料金のホームステイに含まれている分はマイナスして計算

おおよそ倍以上の差が出るのがわかりますね。まぁ語学学校の有無は大きいですが、こんな感じで可視化できると金額の大きさもイメージしやすいと思います。

もちろんこれ以外にもSIMカードの通信費、国内での移動費や交際費などもかかりますが、そこは手配の違いでの差が出ないので割愛しました。かかっても10万円前後ですしね。

ワーホリビザの申請

ビザ抽選・申請・発行のプロセスは確かに大変です。

しかし、パスポートの番号をはじめとする個人情報は申請に必要なので、どっちにしろ留学エージェントにそれらの情報を提出する必要があります。それが無いと代理申請できませんからね。

だからそれを特定のウェブサイトで自分自身で行うだけなんです。そう考えると自分でもできる気がしますよね?

今の世の中検索すれば、いくらでも親切に説明してくれるサイトもあります。

まさにそれが面倒くさくて大変なんやん。

そう思う方もいるでしょう。

『ワーホリビザの申請代行サービス』という、ビザの発行だけを行ってくれるサービスをしている留学エージェントもあります。こうったサービスを頼るのもいいかもしれません。

国によりますが、一件で1万前後します。

ビザ申請.comhttps://www.icc2004-visa.com/

航空券の手配

エージェントの中には、ここの点を代行してくれることもあります。その時に

直行便がいいか乗継便がいいか

くらいの選択肢の提示はしてくれますが、それ以上の提案はしてくれません。自分で探すのは大変ですが、

  • 乗換1回、総移動時間11時間で13万円
  • 乗換2回、総移動時間19時間で9万円

これのどちらが良いのかは人それぞれです。

乗換2回のパターンまでは提示してくれないことがあります。時間はかかりますが、8時間で4万変わるのであれば、僕は後者を選びますね

そういう選択ができないこともあるので、お金がかかるケースがあるんです。

航空券の手配をやるのは簡単なことではないですが、比較サイト『スカイスキャナー』などを使えばそこまで大変なことでもありません。

自分でチャレンジしてみましょう。

住む場所の手配

エージェントに頼めば、語学学校からの紹介で、そこからホームステイ、シェアハウスの案内もあると思います。しかし、個人手配だとそうはいきません。

着いたけど安定して住む場所が無い

というのは一番不安でストレスになるポイントでしょう。

決して一筋縄ではいきませんが、僕自身も何回も経験してきました。だからこそ探し方の流れをわかりやすく別の記事で解説しています。

個人手配をする方必見の情報です。是非参考にしてください。↓

 オススメの記事 部屋の探し方フロー オススメ方法【ワーホリ】

ちなみに、個人手配で語学学校を手配する場合、そこからホームステイ先を提示されることなどもあります。個人で語学学校を探そうとしている人は、そういう選択肢もあるということを頭に入れておいてください。

留学先到着から移動手段の手配

留学エージェントがこれを提案してくるケースがあります。タクシー使ったとしても$40くらいのところを$100で提案されました。(僕自身のケース)

留学先の国に着いた直後はウキウキする気持ちと同時に不安もあるでしょう。まずは安心して滞在先まで移動したいという気持ちもわかります。

しかし公共交通機関を使うのも、環境に慣れるための大事なステップの一つです。ワーホリに行く以上困難はつきもの、それのスタート地点だと思いましょう。

語学学校の手配(行く場合)

これはかなり微妙な項目です。

上でも説明しましたが、語学学校に入る場合はそれを条件に無料で手伝ってくれるエージェントもいるので、個人で手配する必要がない場合もあります。

それを頼るのも立派な手段です、”ワーホリの費用を抑えられるかつプロを頼れる”ならそれに越したことはありません。

しかし、知っておいてほしいことがあります。それは”語学学校に行く目的は人それぞれ”ということです。

  • 真剣に英語を勉強したい
  • まずは友達を作りたい
  • 流れでなんとなく入った

様々な理由があります。なので、当然同じ語学学校でも人によって温度差があります。

”日本のエージェント経由で紹介される語学学校≒ある程度の安心感=日本人が多い”というのも事実です。

そういった点を考えると、あえてエージェントを通さずに語学学校を自分で手配する、というのも選択肢の一つになります。

留学エージェントと繋がりがない語学学校を自分で手配する。大きな挑戦にはなりますが、挑むだけの価値はあると思います。

保険の準備

海外保険の補償の範囲は、個人の裁量で”ここまであれば安心”という指標が変わるので一概に”これだけあればいい!”とは言えません。

しかし、個人手配であれば誰の指図も受けずに自分の裁量で保険を決められます。

【例1】

最初の3ヶ月
クレジットカードの付帯保険

3ヶ月目~6か月目
クレジットカードの利用付帯の保険
【例2】

・最初の3ヶ月
クレジットカードの付帯保険

3ヶ月~12ヶ月
現地の保険会社に加入
今回の計算もクレカ付帯3ヶ月分+BISSの保険9ヶ月で計算したものを載せました。

国によって細かい金額の差はありますが、前提として”日本で入る保険よりも海外で入る保険の方が安い”という共通認識は持っておきましょう。

しかし、語学学校の通う場合は少し話が変わります。語学学校側が海外保険加入の証明の提出を求めてくるからです。

これも語学学校にもよるので一概には言えませんが、補償不足などの観点で、クレジットカードの付帯などでは許可されないことの方が多いでしょう。そういった場合には、最低でも就学期間は高い保険に入らざるをえないケースがある、ということを頭に入れておきましょう。

エージェント経由で語学学校に入学(3か月間就学)→その後9ヶ月は自分で色々する

みたいなケースの人の場合は、滞在期間全てをカバーした日本の高い保険に入らせられる可能性があります。そういったケースの場合は滞在期間を少なく伝えたり等、工夫をしましょう。

カナダの現地保険『BIIS』:https://lifevancouver.jp/2015/10/summary/70750.html

日本で加入できる保険だと、【20万円/1年間】になるものもあります。クレジットカードの付帯保険や現地で加入できる保険を使うと【10万円以下/1年間】くらいに下げることはできます。

全くおすすめはしませんが、無保険であれば当然【0円/1年間】です。

金額で保険の補償内容は当然変わります。保険料と相談し、自分の納得できるバランスを見極めてください。

個人手配のメリット・デメリット

ざっくりと個人手配のメリットとデメリットを説明します。

メリット

◎準備でも勉強になる
◎出発を身に染みて実感できる
◎安く済ませられる

準備でも勉強になる

何度も言いますが、準備は大変です。しかしビザの申請を通し、英語に触れることにもなり、捉えようによっては英語の勉強にもなります。

それ以外のことでも、普段やれないことを自分でやる上で確実に自分の成長には繋がるでしょう。

出発を身に染みて実感できる

段階を踏んで準備できている実感を持てるため、

そろそろ出発日も近いな。

と自分で強く思うことができます。

安く済ませられる

言うまでもなく安く済ませられます。

デメリット

◎とにかく手間と時間がかかる

とにかく手間と時間がかかる

手間と時間をお金で買うのか、それすらも自分でやり切るのか、その感覚の違いですね。

エージェントを賢く利用する

一般的に留学エージェントがしてくれることは以下の通りです。

  1. 語学学校の提案
  2. 入学の手続き
  3. VISA申請のサポート
  4. 滞在先(ホームステイ等)の確保
  5. 現地到着から滞在先までの送迎の手配
  6. 航空券の手配
  7. 現地デスクでのサポート

上で7つほどエージェントがしてくれることを書きましたが、それ以外にも使い方があります。

エージェントの中には無料相談をしてくれるところがあります。なので、何か悩んでいることや、質問がある場合に使うと、タダでプロの意見を聞くことが可能。

そこから続けてそのエージェントを使う義務などないので、そういう”美味しいどこ取り”をうまく活用しましょう。

まとめ

個人手配での格安である理由についてまとめていきました。

プロを頼ったうえで安く済むなんてこと冷静に考えればありえませんよね。

とはいえ今回説明したように、エージェントをうまく使いこなすことも大事です。自分の目的に合わせて、進めていってください。

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